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2021

卒業生から①浅田

こんにちは、元主務4年生の浅田です。


今回は部員の近況報告に続いて、 卒業生からも何か一言欲しいとリクエスト頂いたので、この場を借りて少し4年間を振り返ろうと思います。


私は1年生後期から前主務の方の仕事を手伝い、2年生には主務を務めました。各部の代表が集まる中で1人だけが2年生であったため気が引けてしまったのを今でも鮮明に覚えて います。そこから私の学業と競技、そして主務の両立が始まりました。

しかし、時間が経っても競技でこれといった成績を残すことができず、主務としても目立つような活動もない。いつしか部内での自分の存在意義について疑問に感じ、競技者である自分と主務である自分にどこかプレッシャーを抱くようになりました。

そんな私に転機が来たのは3年生の時のリーグ戦で、1部残留を掛けた試合で初めて団体で1勝した時です。周りからすれば小さな1勝かもしれませんが、 私にとって自分の存在意義を示すことができた大切な勝利で、相撲と向き合う切掛けとなりました。思えばその頃から 主務としての部の管理や企画、外部とのコンタクトも円滑に行うことができるようになりました。

しかし、そんな矢先の4年次、COVID-19 の襲来で活動自粛や大会の中止、延期が続きました。同期の長谷川とはこれから部のために自分たちに何ができるかを話し合い、お互い励ましあったのを覚えています。 その時ほど同期のありがたさを感じたことはありません。今年、こうやって全大会でベスト8を取れたのは彼の主将としての姿と諦めずに努力した結果だと思います。

そして、何よりも厳しい状況下においても活動することができ、大会に出場することができた、監督をはじめコーチ陣やOBOG、サポーターズクラブなど皆様の支えがあったからこそです。誠にありがとうございます。


このように4年間を振り返ると競技者、主務の両面から様々なことを経験し、周りに支えられてきたことを感じます。今年で卒業してしまいますが、早稲田大学相撲部であるという気持ちは変わりません。これからはOBとして、サポートする側として関わっていきたいと考えております。今後とも早稲田大学相撲部を宜しくお願い致します。


長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。


(2020年東日本学生相撲リーグ戦、明治戦の写真)